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【コウノトリ】キーワード: チェンジ、運動、再配置、変化。

 

ルノルマンカードのコウノトリは、かなりまっすぐなカードです。 それは、重要な変化についてです。 周囲のカードは、あなたがどんな変化を予想することができるか示します。


経歴: あなたの経歴の変化 – 職業成長、新しいキャリアパス…どんなものでも可能です。

可能性のある仕事: 型にはまらないか、創造的な何か

健康: 改善が起こるかもしれません。

身体: 足

愛情: ポジティブな変化が起こります。

性質: 高い、順応性がある、柔軟な、エレガントな、独立した、反抗的な。

タイミング: ルノルマンカードのコウノトリは、春と季節(例えば秋分)の移り変わりを示しています。

トランプ占い: ルノルマンカードのコウノトリは、ハートのクイーンを表します。 それは、すべての状況であなたを助けることができる、素敵な、慈悲深い女性に言及します。 彼女は、光色の髪が一般的にあります。


コウノトリ+馬(1): 変化は、新しい人をあなたに(変化のニュース)もたらします

コウノトリ+クローバー(2): 幸運な変化、良い動き

コウノトリ+船(3): 居住(旅行計画変化)の変更

コウノトリ+家(4): 移動、革新

コウノトリ+木(5): 健康改善、長期にわたる変化

コウノトリ+雲(6): 不確かな変化、焦点の不足

コウノトリ+蛇(7): 女性用の変更、変化はトラブルをもたらします

コウノトリ+棺(8): キャンセルできない、変化がない、

コウノトリ+花束(9): 改装している、ポジティブな変化、改善

コウノトリ+大鎌(10): 急転、永久の変化

コウノトリ+鞭(11): 心配な変化、会話が変化をもたらします

コウノトリ+鳥(12): 関係(心配な変化)は、進化します

コウノトリ+子供(13): 妊娠、出生、子供用の変更

コウノトリ+狐(14): 仕事変化、昇進、ポジティブな変化(狡猾さ、陰謀に関連した)

コウノトリ+熊(15): 財政的な増加、新任のボス

コウノトリ+星(16): (ポジティブな変化)前進すること

コウノトリ+犬(18): 新しい友人

コウノトリ+塔(19): 孤独(変化)の終わり

コウノトリ+庭園(20): 良い面変化、変化は公けになります

コウノトリ+山(21): 進展を遅らせてください、変化は遅れます

コウノトリ+十字路(22): 変化は、決定(進行中の別々の経路)を持ってきます

コウノトリ+鼠(23): ストレスの多い変化、阻止、否定的な変化

コウノトリ+ハート(24): ポジティブな関係変化、あなたが望んだ変化

コウノトリ+指輪(25): 関わり、見込み、契約変化

コウノトリ+本(26): 秘密は明らかにされます(研究)

コウノトリ+手紙(27): 変化のニュース

コウノトリ+紳士(28): 柔軟な男性、変更を望む人

コウノトリ+淑女(29): 女性の、独立した女性用の変更

コウノトリ+百合(30): 年上の男性は、変化、個人の成長、成熟を引き起こします

コウノトリ+太陽(31): ポジティブな変化、成功、高エネルギー

コウノトリ+月(32): 成功した変化、感情的な満足

コウノトリ+鍵(33): 重要な変化(変化意志確かに)は、起こります、生活を変えるイベント

コウノトリ+魚(34): 財政的な変化、有益な変化

コウノトリ+錨(35): 長期の結果、良い進展

コウノトリ+十字架(36): 難しい変化、不必要な変化


その他の有用な意味

【コウノトリ】

参考 http://www.geocities.jp/kunschthafe/cigogne.html

 

ここにもまた、コウノトリが日常生活の中にいたゲルマン文化圏とそれが渡りの途中にしか見られなかったラテン文化圏でのコウノトリに対する見方の違いが現われているような気がしてならない。

 

この二つの語源が信憑性はさておくとして、より興味深いのは、実はそれらの名詞の性の問題にある。言うまでもなく、仏語の名詞には男性形と女性形があり、独語にはさらに中性形がある。そこで、「コウノトリ」という名詞の性についてなのだが、仏語の[cigogne]が女性名詞であるのに対し、独語の[Storch]あるいはアルザス語の[Stork/Storik]という語は男性名詞なのである。

 

仏語では、ラテン語の[ciconia]が女性名詞なため、仏語でもそのまま女性名詞になったと考えられる。

同様にイタリア語の[cicogna]も女性名詞であり、ラテン語系の言語でコウノトリを表す語は、女性形をそのまま受け継いでいることが推察される。どうしてラテン語系では女性名詞になったのかについてはきちんと調べたことがないので分からないが、男性か女性か明確に区別できないようなものについては名詞の性の決め方は曖昧なものなので、ラテン語でコウノトリが女性名詞になったのにもはっきりとした理由はないのかもしれない。それに対し、独語やアルザス語などのゲルマン語でコウノトリが男性名詞となった理由については、一つの推測が成り立ちうる。これは決して偶然にそう決まったわけではなく、ゲルマン文化圏では、コウノトリが男性の象徴とみなされていたようなのである。もう少し具体的に言うと、コウノトリのくちばしは、男性の性行為の象徴とみなされていたふしがあるのである。

 

 例えばアルザスでは、妊娠中の母親がお産のため寝ているのを不思議に思った子供が、どうしてお母さんは寝ているのかとたずねるようなとき、今でも「コウノトリに脚を噛まれたからだよ」と答えている。この話には、より詳しい次のようなバリエーションもある。アルザスでは子供が「弟か妹がほしいんだけれど、どうしたらいいの?」といった質問で親を困らせるようなとき、「窓の前に砂糖を置いておきなさい」と答えることがあるのだが、ある日、子供から弟か妹がほしいと言われた母親が、コウノトリに赤ちゃんを連れてきてもらおうと思い、窓のところに砂糖を置いておくことにした。毎日、窓に砂糖を置いておいたのだが、ある日、たまたま砂糖を置き忘れてしまった。この置き忘れに怒ったコウノトリは、母親のところへ飛んでいき、脚を噛んでしまう。そのため、怪我をした母親は、床に伏せることになった。その様子を窓から見ていたコウノトリは、自分に行き過ぎがあったことをたいそう反省した。そこで、母親のところへ赤ちゃんを届けることにしたという。こうした話は、子供を納得させるために作られたものであるとも考えられるが、同時に、くちばしで女性の脚を噛むというコウノトリの行為が、男性が女性に受精をほどこす行為の暗喩にもなっているのである。

 

 同じくアルザスのブルマットでは、「女性とカエルの間には、どんな違いがあるでしょう?」という謎々があった。答は、「違いはない」というものである。何故なら、「女性もカエルも、いつも冷たい足をしていて、コウノトリが恐いから」である。ここでのコウノトリは、男性あるいは男性器そのものを意味しており、謎々そのものは性行為を前にした女性の不安を表している。このような謎々が生れた背景として、誕生の仕組みがまだよく分かっていなかった時代に、女性が望んでいないのに妊娠してしまうということがあったためではないか、と考えられている。