2枚引きで、カードが熟語になり、意味がわかりはじめますが、

3枚目のカードは何時、何処で、どのようにがわかる文章の鍵です!

ルノルマン カードは、隣接する2枚のカードの意味を漢字の熟語のように読むことができるカードです。

例えば、上の2枚のカードは「淑女」と「紳士」ですが、簡単に言えば「女・男」となり、適切な熟語にすると「男女」という意味になります。

 

「男女」とは、一組のカップルという意味も持つので、この2枚が隣接して出たら「一組の」「一対の」「一双の」といったWHATが見えてきます。

 

しかし、それだけでは、このカップルについて「いつ(When)、どこで(Where)、 だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」が、まだ明確に見えてきません。

3枚目に出てくるカードは、このカップルがどんな関係で、今後どうなるのか、を暗示する大切な鍵となるカードなのです。

 

 

例えば、3枚目にハートのカードが出てきたとすれば、このカップルは愛しあっているカップルだということを暗示していますが、

次のような並びになると、全く違う意味になってきます。

淑女は紳士はカップルとしてみることができますが、紳士は愛人、年上の女性というキーワードを持つ蛇を見ているので

「三角関係」あるいは「秘密の関係」がここにあることが見えてきます。

さあ、このカードをリーディングしているあなたが「淑女」だとしたら、ここからが一番気になるところですよね?

「紳士」の表す彼と愛人の関係は今後どうなっていくの?

私と彼の関係は終わってしまうの?

 

そんな時、4枚目の「アドバイスカード」が、起こりうる現実を暗示してくれます。

更に、4枚目のカードでストーリーが見えてしまいます!


もしも、アドバイスカードに「鳥」が出てきたら、カードは、あなたに彼と軽やかなコミュニケーションをとることを薦めているのがわかるでしょう。

または、近場に旅行に行くこともいいかもしれません。思いがけないことが起きて、関係性は良い方向に進んでいくと見えます。

しかし、十字架のようなカードが出た場合、あなたは彼のことが好きかもしれませんが、すでに関係は終わっていることを知っていて、続けているかもしれませんね。

 

だから、リーディングなのです!

2枚引きでも、熟語としてのガイダンスは得られます。その場合、35通りの組み合わせがあります。

3枚引きでは、34通りの組み合わせと、並び順が3通りあるので、34×3=102通りの組み合わせとなります。

この3枚引きに、アドバイスカードの4枚目を引くと、33通りの組み合わせが、102の組み合わせで現れることがわかります。

36枚すべてのカードが同様の数の組み合わせを持っているので、膨大な数の組み合わせがあることが分かってきたと思います。

その組み合わせのすべてを覚えることができるでしょうか?

 

一つ一つの漢字を知れば、組み合わせで意味が変わるということを、私たちは子供の時から勉強してきたことを応用しましょう。

「愛」が「愛情」にもなり「愛憎」にもなること。一つの漢字、一つのカードが意味を持たせているという仕組みを使って

リーディングすること!

 

すでに、私たちの脳は、そのようなシステムとして作り上げられているので、ルノルマンカードを読み解くことが容易なのです。

ピケという名のトランプで占っていたルノルマンに倣えば・・・

トランプの4つのスートの持つ意味と、数字、更には絵札の王や女王の顔の向きなどを知ることで、

季節や、日にち、日数、どんな職業か等を特定していくことも簡単にできてしまいます。

ジョセフィーヌとの離婚を考えていたナポレオンに、何度占ってもクラブのジャック(V)が出るので、離婚してはいけない!失墜する!とアドバイスしたマドモアゼル ルノルマンは占いで人生を動かされたくないナポレオンによって投獄されました。

 

しかし、結果は、歴史が語る通り、離婚後のナポレオンは失墜の道を転がり落ちていったのでした。

3枚目4枚目が読めると、人生が大きく変わりはじめます

直観だけに頼るのではなく、左脳を使ったリーディングが加わることで、カードが伝えようとすることが手に取るようにわかるようになります。

また、その逆に、組み合わせを読むことができるようになると、直観も感性も、どんどん磨かれて行き、仕事や人間関係の中で、どんどんアイディアがわいてくるようになります。

どうしたらよいかわからない生活から、「選択肢の多い、可能性のある生活」に大きく変化していきます。

 

 

では9枚引きだとどうなるのでしょう?

マドモアゼル ルノルマンがリーディングをしたと思われる、ジョセフィーヌのマルメゾンのシッティングルーム。
マドモアゼル ルノルマンがリーディングをしたと思われる、ジョセフィーヌのマルメゾンのシッティングルーム。

9枚引きからのスプレッドは、ルノルマンスクールならではのオリジナルなリーディング方法になります。

時間のスパイラルと魔法陣を応用した特殊な読み方で、展開されたカードの上で、認識の書き換えをしながら、望む未来の構築をするコーチングへと移行していきます。

 

そして、結果的には、自分の意識がブロックしていたところが取り除かれ、未来創造へとスムーズに向かうことができるようになるのです。

 

ここが従来の占いとは異なる点です。

意識が現実を創造するという観点でルノルマンピケが展開されるということは。現代に即した方法だといえるでしょう。

更に36枚全部のカードを並べるグランタブローでは?

9枚引き以にすごいリーディングができるので、脳内の書き換えと言ってもよいくらいの、認識の変化が起こります。

 

マドモアゼル ルノルマンは、数秘術にも長じていて、ピケという36枚のトランプの数字とスートの表す季節、そして、そこにかかわる人物のメタファーを彼女のサイキック能力の坩堝の中に入れて、精製されたものを読み解くという方法をとっていました。

36枚のカードが全部並んだ時には、いったい何が起こるのでしょう?

 

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