ルノルマンカードの前身はピケ?

マドモアゼル ルノルマンが使っていたカードはピケなので、32枚だったはずという意見を聞くことがときどきあります。

マドモアゼルは1700年代から1800年代にかけて活躍した人ですが、ピケは17世紀にはすでに36枚になっていたとのこと。

17世紀は1600年代ですから、マドモアゼルの時代には、すでに36枚のトリックテイキングゲームになっていたと思われます。

WIKIPEDIAより

 

ピケの名前はラブレーの「ガルガンチュワ物語」(1534年)のゲームのリストの中に「picquet」として見える[1]のが初出であるが、これが後世のピケと同じルールであったかどうかは明らかでない。

 

17世紀には、カード数が36枚である以外は現在とほぼ同様のルールになっていた。フランスだけでなく、イギリスやドイツなどでも盛んに行われていた。

 

18世紀はじめのイギリスでピケはオンブルと並ぶ流行のゲームであった[2]。 数世紀にわたって代表的な2人向けのトランプゲームでありつづけたが、1920年代以降は衰退に向かった。

 

ピケの後身と言えるゲームにはベジーク(英語版記事)がある。ピノクルはベジークの後身であるが、ポイントトリックゲームに変化している。

 

 

 

Henry VIII and His Wives' (oil on canvas), William Maw Egley (1826-1916). © Dahesh Museum of Art, New York, USA/Bridgeman Images

 

「ピケ」という名前の由来はよくわかっていない。 フランス語では「ピケ」と発音し、最後の「t」は発音しない。英語では「t」を発音することも、フランス語風に /piːˈkeɪ/ と発音することもある